高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について

高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認について

 

2020年12月13日

 

 

12月12日、東近江市の養鶏場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザを疑う事例が発生し、県家畜保健衛生所でPCR検査を行ったところ、12月13日、疑似患畜と判定されました。

 

なお、本県での発生は初めてとなります。

 

1.農場の概要

所在地:東近江市

 

飼養状況:採卵鶏11,000羽

 

2.発生の経緯

(1)12日9時30分、当該農場から家畜保健衛生所に対し死亡鶏が増加した旨の通報。

 

(2)同日、家畜保健衛生所が緊急立ち入りし、飼養鶏について簡易検査を実施したところ、陽性を確認。

 

(3)家畜保健衛生所で遺伝子検査(PCR検査)を実施したところ、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定。

 

3.今後の対応

疑似患畜の確定を受け、以下の対応方針に基づき、初動防疫を開始します。

 

(1)「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」(令和2年7月1日農林水産大臣公表)に基づき、当該農場の飼養家きんのと殺および埋却、移動制限区域の設定等の必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施。

 

(2)移動制限区域内の農場について、速やかに発生状況確認検査を実施。

 

(3)感染拡大防止のため、発生農場周辺の消毒を強化し、主要道に消毒ポイントを設置し畜産関係車両の消毒を開始。