鳥インフルエンザの九州拡大を受け 県内の養鶏農家に消石灰を緊急配布【佐賀県】

鳥インフルエンザの九州拡大を受け 県内の養鶏農家に消石灰を緊急配布【佐賀県】

 

鳥インフルエンザが九州などで拡大していることを受け、県は15日、11月に続き消毒用の消石灰を県内の養鶏農家に緊急配布しました。

消石灰の緊急配布は11月5日以降、福岡県を含む10県で鳥インフルエンザが発生していることを受け、11月に続いて行われたものです。県内167の全ての養鶏場に、約6800袋が配布されました。

多久市の養鶏農家太田勉さん:「怖いが一番。とにかく自分の鶏舎から出さないことが一番」

県畜産課西大輔副課長:「国内の発生状況を見ていると県内にウイルスは(すでに)ある。ウイルスを鶏舎の中に入れない対策をしっかりやってほしい」

県は15日から2021年1月末まで、県内の養鶏農家に法的な強制力がある消毒命令を出しています。

県の担当者は、来週から全ての農家を訪問し消毒の確認を行う予定です。佐賀県では2017年に江北町の養鶏場で鳥インフルエンザが検出され、約7万羽を処分しています。

 

サガテレビ