激高+予診票ビリビリ

本日来院された患者さまで、今年は土曜日・祝日に、13歳以上の方のインフルエンザ予防接種をおこなわないということを知らずに来院された方がいました。その患者さまは13歳以上であり、土曜日でしたので、その日の接種対象外でした。当院職員の説明にご納得されず、その場で激高、予診票をビリビリに破いてお帰りになったそうです。土曜日診療の真っ只中、私は診療中であり、詳細は分かりませんでした。すべての診察が終了後に職員から報告があり、事件を知った次第です。患者さまが納得されない場合には、私が直接、説明するか、謝罪すべきでした。年齢による接種制限で、ご期待に沿えなかった点、加えて、その場(激高+予診票ビリビリ)にいた他の患者さまには、不愉快な思いをさせてしまった点を申し訳なく思っております。対応した職員に対しても、(そもそも防犯カメラ設置に否定的なのは職員なのですが) 私がこうした事件を抑止する方法を思いつかなかったという点を、先ほど謝罪しました。

 

当院HPインフルエンザ予防接種のページを読まない患者さまは、当然いらっしゃいますから、周知が十分ではなかったという点で反省しております。当該ページを、読む・読まないの判断は、患者さまのご自由なのですが、万一、不知による不利益が生じる場合には、患者さまに不利益を甘受していただきたいと思っております。一般の方(特に、私的自治の原則を軽視する方)からみると、インフルエンザ予防接種に対する当院の方針が、あまり馴染みがないようです。診察順・接種順に関しても、一般診療所の枠組みに基づいた認識で来院されます (当院では、診察・接種の順番は、我々の恣意的な判断に依ります) 。ですので、繁忙期 (特に11月) の土曜・祝日には、詳細を認識されていない初診の方は、当院に来院して欲しくないというのが正直な気持ちです。(前提を共有されていない方との診療契約締結は、当院のリスクとなります。実際、初診の方はカルテ作成に時間がかかるので順番が遅れるということを伝えていても、診察・接種順が遅れるとキレる危ない人がいらっしゃいます。)医療機関と患者さまは対等ですから、当院との相性が悪い方は、フリーアクセスという日本の皆保険制度のメリットを生かして、他院での受診をお願いしたいです。

 

たびたび受診される患者さまに対しては、個別に便宜を図りたいとも思いますが、他方、他の患者さまとの整合性が図れないという問題もあります。具体的妥当性とルールの安定性とのバランスは難しいと感じております。