イタリアで初の安楽死 事故で身体まひ、44歳男性

イタリアで初の安楽死 事故で身体まひ、44歳男性

 

 

 【ローマ・ロイター時事】イタリアで16日、初めて合法的な安楽死で男性(44)が息を引き取った。

 

 男性は12年前に交通事故に遭い身体がまひしており、生前「生きるために最善を尽くしたが、精神的にも身体的にも限界だ」と話していた。男性の支援団体が明らかにした。

 

 イタリアでは保守政党やカトリック教会が安楽死に強く反対する中、2019年に憲法裁判所が下した判断により、安楽死に道が開かれた。ただ、地域の保健当局による承認が必要で、当初、男性の安楽死は認められなかった。男性は2回の訴訟を経て昨年11月に許可を獲得。特別な機械を使い、自分で薬品を投与した後、家族が見守る中で亡くなったという。