インフル予防接種 今年はもう受けられない!?多く用意したのにコロナ同時流行に備え受ける人増加

インフル予防接種 今年はもう受けられない!?多く用意したのにコロナ同時流行に備え受ける人増加

 

街の人:「10月の終わりくらいに早めに受けようと思って受けました。(Q:例年受けられてる?)いや、今年が初めてです」

 

街の人:「(予約は)1軒目はダメって言われて、2軒目で大丈夫って言われました」

 

街の人:「いつも行ってるクリニックに、確認で電話してみたんですけども(予約が)もう埋まってるって形だったんで」

 

 

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が心配された2020年。

予防接種への関心が高まった。

 

福島県 薬務課・持立隆司課長:「国の方が、コロナの流行ということもございまして、今までで一番多い本数を製造したというところがあって。その分、福島県にも多くのワクチンが入ってきたということになっています」

 

2020年、福島県内では2019年より10万人分多い、約107万人分のインフルエンザワクチンが用意された。

 

福島県福島市の『手塚クリニック』では、例年通り800人分のワクチンを用意したが、11月中旬に底をついたと言う。

 

手塚クリニック・手塚徹院長:「例年通り12月に入ってからやろうと思ってたけど、かかりつけの方は、例年それぐらいだったものですから。そこで情報が入ってなかった方は、12月に入ってと思っていたら、もうなくなっていたと。例年よりも毎年受けないけど受けるって方もいたと思います」

 

福島県によると、県内の医療機関の多くがすでにワクチンを使い切っていて、今後改めて入荷する予定はないと言う。