解剖学実習と献体

今年も新しい年が始まった。

気持ちを新たに生きていきたい。人生も後半戦になり、ときに昔のことを思い出すことがある。

医学部は6年制であり、長い学生時代であったこと、また、特殊な経験を多くしたことから思い出が多い。大学1・2年生のときは、線型(線形)代数学・解析学・統計学・物理学などの、臨床医学とは若干距離がある授業があった。大学3年生になると、肉眼解剖学実習が始まり、いよいよ医学部に来たという実感がわいた。当時、午前中には生化学・生理学・病理学などの基礎医学の授業があり、午後になると、毎日、肉眼解剖学実習があった。肉眼解剖学実習でおこなうのは、筋肉・血管・神経の同定だ。同定する筋肉・血管・神経は毎回異なるが、実施することは毎日毎日同じような作業の繰り返しだ。予習・復習はともかく、覚えるべきことが厖大にあるにも拘わらず、記憶力が水準以下で、忍耐力に欠ける私にとっては、精魂尽きるような実習だった。自分のキャパシティを超えているのは明らかだった。しばらく実習が続くと、慣れたためであるのか、実習中に眠気を催すことがあった。実習中に、私が眠気を催したことは、同じご遺体で一緒に解剖をしている同級生にすぐに見破られた。その場で、真面目な同級生に、私は叱責された。間もなく、実習中の眠気は、慣れではなく昼食が原因であることがわかり、その後、昼食を摂らないことにした。爾来、午後の眠気は霧消した。昼食を摂らないことの効用を知り、現在も、基本的に、私は昼食を摂っていない。実習では、意外な収穫があった。その収穫というのは、「驚き」だった。人体というものが、解剖学書通りの精巧なつくりであることに、私は驚愕した。解剖学的変異が解剖学書に記載されている場合には、他のグループのご遺体で確認した。人体の精巧なつくりに、驚きの連続だった。私が肉眼解剖学実習で得た驚きを、次の世代の医学生にも伝えたい。次の世代で医師になるという方のために、多少なりとも貢献したいと思い、私は献体登録をしている。

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