【速報】香川・三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザ 約33万羽殺処分へ 今季全国で初

【速報】香川・三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザ 約33万羽殺処分へ 今季全国で初

 

KSB瀬戸内海放送

 

 香川県三豊市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われていましたが、香川県が行った遺伝子検査の結果、「陽性」反応が出たと発表しました。

 

 11月4日、三豊市の養鶏場の管理者から県西部家畜保健衛生所西讃支所に「ニワトリの死亡が増えている」と連絡がありました。その後、簡易検査で13羽中11羽の陽性が確認されたため、遺伝子検査を実施。結果を農水省に送付したところ、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜だと確認されました。

 

 香川県では、5日午前8時半から対策本部会議を開き、この養鶏場で飼育されている約33万羽の採卵用のニワトリの殺処分を行うことを確認しました。また、半径3キロ以内にある26の養鶏場に対し、卵やニワトリの持ち出しや持ち込みを禁じる「移動制限」を、半径3キロから10キロ以内の区域に持ち出しを禁じる「搬出制限」をかけました。

 

 家畜での鳥インフルエンザの発生は、今シーズン全国で初めてで、2018年1月に香川県さぬき市の養鶏場で発生して以来です。

 この養鶏場では約33万羽の採卵用のニワトリを飼育していて、11月1日から4日までに約3800羽が死亡していました。

 

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