鳥インフル発生で野鳥の監視強化 国、警戒レベル最高に

 環境省は5日、香川県三豊市の養鶏場での鳥インフルエンザ発生を受け、野鳥に対する全国的な警戒レベルを3段階あるうちで最も高い「レベル3」に引き上げた。また、発生した養鶏場の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。香川県と連携し不審な野鳥の死骸がないか監視を強める。

 

 最高レベルへの引き上げは東京都大田区の野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された2018年1月以来。韓国での発生を受けて先月30日、平時の「レベル1」から「レベル2」に引き上げたばかりだった。同日、北海道で野鳥のふんからウイルスが検出され、約2年半ぶりに国内で高病原性が確定していた。



 環境省は5日、香川県三豊市の養鶏場での鳥インフルエンザ発生を受け、野鳥に対する全国的な警戒レベルを3段階あるうちで最も高い「レベル3」に引き上げた。また、発生した養鶏場の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。香川県と連携し不審な野鳥の死骸がないか監視を強める。

 

 最高レベルへの引き上げは東京都大田区の野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された平成30年1月以来。韓国での発生を受けて先月30日、平時の「レベル1」から「レベル2」に引き上げたばかりだった。同日、北海道紋別市で見つかった野鳥のふんからウイルスが検出され、約2年半ぶりに国内で高病原性が確定していた。